今回は営業系及び設計関係の女性5名を含む20名の参加者で勉強会が始まり、午前中の日本農林規格の説明では初めて耳にする言葉が多く、少し内容的には難しかったようです。しかし供試材の欠点因子の説明あたりから、かなり興味を持ち熱心に講義を聴く姿が目立ちました。
午後の現物検討では実際に供試材ランバーを手に取り、午前中の講義内容を思い出しながら、全員がコンベックス片手に奮闘、周りの研修委員に質問の山を浴びせていました。現物検討の解答説明では横田講師より、供試材一本一本について丁寧な説明があり、充実した内容の勉強会となりました。
次回への反省点としまして
・初心者向けの場合は午前中講義内容を欠点因子の見分け方中心に企画
・午後の現物検討は開始30分程度、全員に測定方法等、実技指導を入れる
以上の反省点を次回の勉強会に活かせるようにいたします。
1.勉強会内容
(1)枠組壁工法構造用製材の日本農林規格について(規格のポイント)
講師:独立行政法人農林水産消費安全技術センター
規格検査部 商品調査課 主任調査官 横田 俊峰
(2)現物検討
講師:独立行政法人農林水産消費安全技術センター
規格検査部 商品調査課 主任調査官 横田 俊峰
(3)アンケート結果
①JAS規格 ・・・・・満足(ほぼ満足)=70.0%
②現物検討・・・・・満足(ほぼ満足)=60.0%
2.参加者 10社、32名(講師、関係者含む)
2015年 活動報告
平成27年度 初心者向け枠組壁工法構造用製材格付技術勉強会(関東)開催
と き: 平成27年6月17日(水)10:00-17:00
ところ: 東京都江東区新木場「木材会館」