活動報告

2015年 活動報告

第20回(2015年)JAS協カナダ製材技術・製品視察団報告(ダンクレー・ランバー社 工場視察)

と き:

ところ:

							三井ホームコンポーネント株式会社 吉村 健

5月21日に私たちはブリティッシュ・コロンビア州のヒクソンにあるダンクレー・ランバー社を訪れました。ここは北米最大規模の製材工場で年間生産能力は約5億ボードフィートで製材工場とプレーナー工場がありました。

生産しているのはSPFのあらゆる寸法のディメンションランバーやKD材が95%でダグラスファーのKD材が5%です。 ランバーは2×4が4割、2×10が2割で2×12も生産しています。
製材工場では、まず丸太を搬入するさいに径によって3つに仕分けし、歩留まりを最大にするために機械で最高の切り方を決めています。

ランバーの等級管理はカメラによる目視で凄い速さでした。トリムも誤差1000分の7の精度でそこから長さ、含水率によって仕分けし人口乾燥していました。 また、各工程で出た樹皮やチップは分けて有効利用していました。

プレーナー工場では、ボードクリーナーと呼ばれるコンピュータ制御で格付けしており、節、丸み、繊維傾斜角などが瞬時にわかる機械で検査し、そのあとにグレーダーと呼ばれる人が目視で再確認していました。 そして長さ、等級分けされたランバーはラッピングされ完成します。

今回残念ながら工場内の写真撮影は不可だったので載せる事ができませんでした。 最後にこの視察で貴重な経験をさせていただいた事に感謝致します。今後の仕事へ役立てるように努力したいと思います。

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